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B126 『無有』

竹原 義二 (著), 絹巻 豊 (写真) 学芸出版社 (2007/03)竹原さんの建築文化の特集は穴が開くほど見たけれど、この本も穴が開くほど読む価値があると思う。 文章と図面と写真を行ったりきたりしながら頭の中で歩き廻ると、様々なシーンが...続きを読む »


B118 『包まれるヒト―〈環境〉の存在論 (シリーズヒトの科学 4)』

佐々木 正人 (編さん) 岩波書店 (2007/02) 日本におけるアフォーダンスの第1人者、佐々木正人に関連する書評はこれで4冊目であるがぐっとイメージの広がる著作であった。(ゲストは作業療法士の野村寿子、心理言語学者の古山宣洋、生態心理...続きを読む »


B106 『脳と仮想』

茂木 健一郎 新潮社 460円 こちらも「本が好き!プロジェクト」より献本して頂いたもの。 「クオリア」という概念は別の本で少し触れられているのを読んだことがあるが、「クオリア」という問題意識を「仮想」という言葉で展開したのをまとめたのが本...続きを読む »


B092 『コート・ハウス論―その親密なる空間』

西澤 文隆 相模書房(1974/07) 僕が生まれる前の年の本。 コートハウスについて論じられているのだが、図版つきで具体的に書かれているので解りやすく今でも十分に参考になる。 著者によるとコートハウスに期待するところのものは 敷地全体を、...続きを読む »


TV『新日曜美術館』

たまたまテレビをつけたら新日曜美術館で「建築現在進行形伊東豊雄の挑戦」っていうのをやってた。 他の建物が妙に不自由に見えてきてしまいます。 まさに世界が違って見えるという感じ。 人間の根源的な欲求に根ざした空間は建築の閉じた世界を飛び出して...続きを読む »


B066 『日本建築における光と影』

桜井 義夫、ヘンリィ・プラマー 他 エー・アンド・ユー(1995/06) 『a+u』の臨時増刊号には完成度の高い本が多い。 中でも僕のお気に入りは1995年6月臨時増刊のこの本。 まさに永久保存版。 ヘンリィ・プラマー著の光に関するものには...続きを読む »


B045 『「脱社会化」と少年犯罪』

宮台 真司、藤井 誠二 他 (2001/07)創出版 何度か書いたことがあるが、1997年の酒木薔薇の事件はあまりにショッキングで僕個人にとっても大きな出来事だった。 自分達はどのような社会を目差してきたのか、これから目差していくのかを根底...続きを読む »


B037 『装飾の復権-空間に人間性を』

内井 昭蔵 彰国社(2003/12) 「装飾」というのもなかなか惹かれるテーマである。 アドルフ・ロースの『装飾と犯罪』ではないが、なんとなく自分のなかで装飾をタブー視することが規範化されてしまっている気がする。 しかし、規範化には注意しな...続きを読む »


B034 『この先の建築 ARCHITECTURE OF TOMORROW』

小巻 哲 , ギャラリー間 (編集) TOTO出版(2003/07) ギャラリー間の100回目の展覧会を記念して行われたシンポジウムの記録。 各世代から1人ずつ、5世代5人によるセッションが5回行われた。 各セッションの参加者は 1.原広司...続きを読む »


B033 『建築の終わり―70年代に建築を始めた3人の建築談義』

岸和郎 北山恒 内藤廣 TOTO出版(2003/05) 建築はイデオロギーから直截な形態の問題となった。そして形態の問題は分かりやすいため容易に政治的権力や資本権力の道具になる。そんな状況に無自覚であることを僕は「建築の終わり」と感じている...続きを読む »


B025 『建築意匠講義』

香山 寿夫 東京大学出版会(1996/11) 僕は「空間」についての捉え方の多くをこの本からスタートしたように思う。 建築を学び始めの人にはお勧めで、この本のおかげで、最初は掴み所がなく曖昧過ぎた建築・空間という概念を、グッと身近に引き寄せ...続きを読む »


B019 『建築的思考のゆくえ』

内藤 廣 王国社(2004/06) 『建築的思考のゆくえ』というタイトルに気負って読み始めたのだが、思っていたよりずっと読みやすく、すっ、っと入ってくる文章だった。 分かりやすく書いてあるのは、著者が最近大学の土木分野で教え始めているので、...続きを読む »


B014 『原っぱと遊園地 -建築にとってその場の質とは何か』

青木 淳 王国社(2004/10) ちょっと雑な気がするけれど、建築は、遊園地と原っぱの二種類のジャンルに分類できるのではないか、と思う。あらかじめそこで行われることがわかっている建築(「遊園地」)とそこで行われることでその中身がつくられて...続きを読む »


B010 『空間に恋して LOVE WITH LOCUS 象設計集団のいろはカルタ』

象設計集団 工作舎(2004/12) 図書館より。 象設計集団の33年間の集大成。 いろはカルタの形式でキーワードをつづりながら作品の紹介をする。 といっても、そんな形式はさらっと破っている。 読んでいる間、ずっとため息が出っぱなしだった。...続きを読む »


私と空間と想像力

自己と世界 「私のいる空間が私である」ノエル・アルノー 自己と世界との関係ははるか昔から人間にとって主要なテーマでありつづけました。 普段私たちはこういう事は考えることもなく私は私で世界は別にあるものと感じていると思います。しかし、音楽の世...続きを読む »