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ハリボテ砂漠

僕が大学生のころ神戸の酒鬼薔薇事件があった。 それがあまりにショックで悶々としていたころ 宮台真司の『まぼろしの郊外』を読みさらにショックを受けた。 そのときのショックに対して落とし前をつけるために僕は建築に関っているといってもよいかもしれ...続きを読む »


色気や愛着について

縁があって屋久島の住宅を計画しています。 個人的にお手伝いをさせて頂くので現場監理がほとんどできません(離島&今はサラリーマンですので・・・) その分、設計段階でどこまで検討し、どこまで図面化できるかが非常に重要になります。 今、平面が少し...続きを読む »


探すよりは作り出す

たこ阪さんの記事『「やりたいことを見つける」ってどうよ?』を読んで。 やっぱり、何かに向かって突っ走って、才能もあってやりとげる、って人はなかにはいると思う。 でも、その人にしたって「やりたいこと」を探して見つけた、というのとはちょっと違う...続きを読む »


B115 『デザインの輪郭』

深澤 直人 TOTO出版(2005/11) 「01デザインの輪郭」から「40自分を決めない」までの小さなエッセイや言葉の断片、対談などを集めたものだけど、飾った言葉ではなく、鋭いセンサーで捉えた実感による生の言葉が並んでいて非常に身にしみる...続きを読む »


TARA DESIGN EXHIBITION

今日は久しぶりに街に出たので、黎明館でやっているタラデザイン専門学校の卒業展を覗いてきました。 僕はデザインの教育っていうのを受けたことがないので学生がどういうのをつくるか興味があったので。 20歳前後?ということもあるでしょうが、テーマは...続きを読む »


B089 『space 狭小住宅:日本の解決法』

マイケル・フリーマン、境 紀子 他 (2005/02/11)河出書房新社 アジアのデザインに詳しいロンドン在住の写真家が日本のコンパクトな住み方を紹介。 しかし、”狭さ”も楽しめるひとつの特色となりうる。 この本でも紹介されている9坪ハウス...続きを読む »


W017 『岩崎美術館・工芸館』

□所在地:鹿児島県指宿市 □設計:槇総合計画事務所 □用途:美術館・事務所 □竣工年:1978年/1987年 [gmaps:31.221825447555677/130.65432250499725/17/460/300](comment)...続きを読む »


B076 『建築依存症/Archiholic』

安部 良 ラトルズ(2006/04) 安部良と言う建築家のことはよく知らなかったがタイトルに魅かれて読んでみたらとても共感できる本であった。 設計者とモノとの距離がとても近い。 そして建物と人との距離も近い。 しかし、その距離を縮めるのはそ...続きを読む »


B075 『デザインのデザイン』

原 研哉 岩波書店(2003/10/22) タイトルのとおり、デザイナーはまずデザインという概念をデザインすべきなのかもしれない。 著者は時間的にも空間的にも大きな視野で眺めた中でデザインを捉えている。 時代を前へ前へ進めることが必ずしも進...続きを読む »


B074 『ザ・藤森照信』

藤森照信 エクスナレッジ(2006/08) 藤森照信がなぜ一般の支持を得ているのか。 それは彼が「自ら楽しむ」ということを徹底しているからだろう。 最後の方に奥さんのインタビューが乗っているけれども、奥さんは結構苦労されたみたい。 大変な時...続きを読む »


B071 『私たちが住みたい都市』

山本 理顕 平凡社(2006/02/02) 工学院大学で開催された建築家と社会学者による連続シンポジウムの記録。 全4回のパネリストとテーマは 伊東豊雄×鷲田清一「身体」 松山巌×上野千鶴子「プライバシー」 八束はじめ×西川裕子「住宅」 磯...続きを読む »


W014『牛深ハイヤ大橋』

□所在地:熊本県牛深市 □設計:レンゾ・ピアノ+ピーター・ライス+岡部憲明+マエダ □用途:臨港連絡橋 □竣工年:1997年 □備考:くまもとアートポリスプロジェクト [gmaps:32.19214766079049/130.0271952...続きを読む »


B058 『informal -インフォーマル-』

金田 充弘、セシル バルモンド 他 TOTO出版(2005/04) セシル・バルモンドはおそらく今世界で最も熱くそして哲学的な構造家。 コールハースやリベスキンドといった建築家とのプロジェクトのレポートのような形なのだが、セシルの思考の流れ...続きを読む »


B057 『昔のくらしの道具事典』

小林 克 (2004/03)岩崎書店 図書館、児童書コーナーより。 おもしれー。 【土間+かまど+羽釜+せいろのドッキング】や【いろりの自在鍵と横木の機構】あたり、ぐぐっときた。 このごろ、豊かさとは関係性のことではないか、とよく考える。 ...続きを読む »


B047 『アフォーダンス-新しい認知の理論』

佐々木 正人 岩波書店(1994/05) アフォーダンス。 これもフラクタルのように自然のかけらを鳴らす楽器のひとつだと思う。 私たちのものの捉え方は、前世紀的・機械論的な枠組みにとらわれていることが多い。 そのような『不自由な』枠組みから...続きを読む »


B046 『建築とデザインのフラクタル幾何学』

カール ボーヴィル (1997/12)鹿島出版会 あまり聞かれなくなって久しい「プロポーション」という言葉に惹かれ出している。 そういう感覚による部分が多いような要素、議論や説明のしにくい個人の領域に行ってしまいそうなものとは、なんとなく距...続きを読む »


B042 『デザイン言語-感覚と論理を結ぶ思考法-』

奥出 直人 (著, 編集), 後藤 武 (編集) 慶應義塾大学出版会 (2002/5/8) 慶應義塾大学のデザイン基礎教育の講義をまとめたもの。 取り上げられている講師陣は以下の通り多岐にわたる。 隈研吾塚本由晴三谷徹久保田晃弘佐々木正人S...続きを読む »


B041 『建築のかたちと空間をデザインする』

フランシス・D.K. チン (1987/05)彰国社 造型論ついでに学生のころに買った本を引っ張り出してきた。 日本では建築を工学部で教えているところが多い。 今はどうか分からないが、僕のいっていた大学でも、建設に関わる技術については若干学...続きを読む »


TV『プロフェッショナル・仕事の流儀 「佐藤可士和・売れるデザインの秘密」』

>>番組HP(NHK総合) 妻に面白そうな番組があると教えてもらって、『プロフェッショナル仕事の流儀』を見た。 ゲストはアートディレクターの佐藤可士和。 課題を見つけ、本質を炙り出し、それに対して解決策を与えていく。 デザインとは何かを非常...続きを読む »


B024 『モダニズム建築の軌跡―60年代のアヴァンギャルド』

内井 昭蔵 (2000/07)INAX出版 60年代に活躍した日本の建築家を論文及び内井昭蔵との対談形式で紹介。 対談の最後は毎回、後進への一言で締められ示唆に富む。 登場する建築家は 丹下健三 Kenzo Tange 吉村順三 Junzo...続きを読む »