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つくる楽しみをデザインするにはどんなアプローチがあるの?

3つの願いで書いた「つくる楽しみをデザインしたい」について、今一度まとめてみたいと思います。 続きを読む »


本来性から運命性への転回 B313『暇と退屈の倫理学』(國分 功一郎)

なぜ、ひとは退屈という宿命を負ったのか、千葉雅也のセンスとリズムの関係とともに考察。本来性の罠から逃れる方法とは。続きを読む »


人間と動物の差異とは何か B312『生物から見た世界』(ユクスキュル)

ユクスキュルの主著を通じて、『暇と退屈の倫理学』における環世界の取り扱いについて考察し、人間と動物の違いを導く。続きを読む »


純粋形態としての卵 B310『宇宙船地球号 操縦マニュアル』(バックミンスター・フラー)

これまであまり関心を持てていなかったが、フラーの可能性とは何か。その純粋性の限界と可能性について。続きを読む »


開かれているということ B301『生きていること』(ティム インゴルド)

ラインとメッシュワークの概念は自分の中で重要な位置を占めることになりそう。アニミズムを自分の言葉に置き換えられる手応えも。続きを読む »


探索者であること B300『トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題』(ローズ ジョージ)

ローズ ジョージ (著), 大沢 章子 (翻訳)NHK出版 (2009/9/26) 環境を意識しだしてから、なかなか読む勇気が持てなかった最後の砦、トイレ問題。 いつかは目を向けなければいけないと、重い腰を上げて読んでみた。 本書は装丁から...続きを読む »


建築において遺伝子に相当するものは何か B298『生命とは何か: 物理的にみた生細胞』(シュレーディンガー)

シュレーディンガー (著), 岡 小天 (翻訳), 鎮目 恭夫 (翻訳)岩波書店 (2008/5/16) 本書は1943年にダブリンの高級学術研究で行われた講演をもとに出版されたもの。日本語の翻訳版は1951年、1975年、2008年と三度...続きを読む »


農的暮らしという未来 B296『地球再生型生活記 ー土を作り、いのちを巡らす、パーマカルチャーライフデザイン』(四井真治)

四井真治 (著)アノニマ・スタジオ (2023/10/6) 前回の本で著者のことが紹介されていて、以前から興味もあったので購入してみた。 気持ちとしては技術書のようなものを期待していたけれども、どちらかというと思想に関わるものだった。しかし...続きを読む »


大地の再生ワークショップに参加してきました

テンダーさんにお誘いいただき、 ・2/12 大地の再生の映画「杜人」上映会 @日日nova ・2/17 大地の再生ワークショップ @テンダーさんちの裏山(日置市吹上町与倉) ・2/18 大地の再生ワークショップ @ 森のようちえんのフィール...続きを読む »


遠回りも無駄ではなかった B295『線(せん)と管(かん)をつながない 好文×全作の小屋づくり』(中村 好文,吉田 全作)

中村 好文 (著), 吉田 全作 (著)PHP研究所 (2022/6/20) この本は発売してすぐに購入していたけれども、まだ読むタイミングではない気がして、ずっとそのままにしていたもの。 そろそろ、読んでも良いタイミングかと思い手に取って...続きを読む »


車輪の再発明とリアリティ B293『空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(前川淳)

前川淳 (著)みすず書房 (2023/12/5) 珠玉の数理エッセイ集 著名な折紙作家であり、天文観測のエンジニアでもある著者によるエッセイ集。 折り紙と幾何学にまつわるすばらしいエッセイが詰まっていて、あと数篇未読のものがあるが読み終わる...続きを読む »


2023年まとめと2024年の指針 遊ぶように生き、遊ぶようにつくるを実践する

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 昨年に引き続き、昨年1年間で考えたことを1枚の紙にまとめてみました。 →昨年の2022年振り返り記事 →2023matome,pdf 2023年振り返り 昨年の行動指針は「遊ぶように生...続きを読む »


システムから選択肢を考える B289『地球のなおし方』(デニス・メドウズ ,ドネラ・H.メドウズ ,枝廣 淳子)

デニス・メドウズ (著), ドネラ・H.メドウズ (著), 枝廣 淳子 (著)ダイヤモンド社 (2005/7/15) 少し前にテンダーさんにお借りした本です。 地球環境に対してどのような選択をするべきか、システム思考をベースに易しく語りかけ...続きを読む »


アニミズムと成長主義 B288『資本主義の次に来る世界』(ジェイソン・ヒッケル)

ジェイソン・ヒッケル (著), 野中 香方子 (翻訳)東洋経済新報社 (2023/4/21) 帯にある「「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き」という文が気になり読んでみた。 全体的な論調としては『人新世の「資本論」』と...続きを読む »


環境とは何かを問い続ける B286『環境建築私論 近代建築の先へ』(小泉雅生)

小泉雅生 (著)建築技術 (2021/4/16) 以前読んだ本の中で気になる言葉に著者のものが多かったので読んでみた。 内部構造から外部環境へ 著者は、現代主流になりつつある環境建築の多くが、建築という箱をどうつくるかという外部と分断した内...続きを読む »


脆さの中に運動性を見出す B284『生きられたニュータウン -未来空間の哲学-』(篠原雅武)

篠原雅武 (著)青土社 (2015/12/18) ここ最近の読書によって、環境という言葉に対し自分なりの言葉を持つことができた気がする。 それは、”生活スケールを超えた想像力の獲得”を指標の一つとすることで、様々な価値判断を可能とするもので...続きを読む »


スケール横断的な想像力を獲得する B283『光・熱・気流 環境シミュレーションを活かした建築デザイン手法』(脇坂圭一 他)

脇坂圭一 中川純 谷口景一朗 盧炫佑 小泉雅生 冨樫英介 重村珠穂 秋元孝之 川島範久 清野新(著)建築技術; B5版 (2022/5/25) 前回同様、昨年春に出版された建築環境本の一つ。 「静岡建築茶会2018│建築環境デザインを科学す...続きを読む »


答えをあらかじめ用意しない B282『開放系の建築環境デザイン: 自然を受け入れる設計手法』(末光弘和+末光陽子/SUEP.)

末光弘和+末光陽子/SUEP. (著), 九州大学大学院末光研究室 (著)学芸出版社 (2022/6/10) 昨年、春頃に『環境シミュレーション建築デザイン実践ガイドブック』、『光・熱・気流環境シミュレーションを活かした建築デザイン手法』、...続きを読む »


弱い力と次世代へと引き継ぐべき技術 B279『住まいから寒さ・暑さを取り除く―採暖から「暖房」、冷暴から「冷忘」へ』(荒谷 登)

荒谷 登 (著)彰国社 (2013/8/1) 地球環境時代を迎えるいま、経済力、技術力、エネルギーに頼った力づくの問題解決ではなく、それぞれの地域が持っている特質をより顕著なものにする、奪い合うことのない成長のあり方を、本書を通して考えてみ...続きを読む »


工学的な知識を何に対してどう使うのか B277『最新建築環境工学 改訂4版』(田中 俊六他)

田中 俊六 (著), 岩田 利枝 (著), 土屋 喬雄 (著), 秋元 孝之 (著), 寺尾 道仁 (著), 武田 仁 (著)井上書院; 改訂4版 (2014/2/18) 教科書としての名著 環境工学の教科書である。 最近、基本的なことを学...続きを読む »