DIYを採用する5つの理由

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自宅でペンキと珪藻土塗りを試してから、定番の珪藻土塗りや簡単な棚作りなどのDIYを採用することが多くなりました。
おそらく、住宅の6割以上で何かしらのDIYをしていると思います。

今回、なぜDIYを採用するのか、その理由を書いてみたいと思います。

1.コスト削減になる

DIYは、見積もりのあと予算調整のために採用することが多いです。

例えば、壁や天井の仕上げは石膏ボードにビニールクロスが断然安かったりするのですが、ビニールクロスは普段過ごす部屋の仕上げとしてはやっぱり物足りない気がします。(なんとなく住む人の気持ちを受け止めるような懐の深さがないというか。)

なので、予算の関係で仕上げの単価を下げる必要があるけど、メインの空間は安易にクロスに逃げたくないな、という時に珪藻土塗りなどのDIYを採用することが多いです。

あとは余った材料で簡単な棚をつくったりとか。

2.お施主さんの思い出とか愛着づくりになる

これはそのままですね。やっぱり、自分で手を動かすことでより愛着がわくことがあると思います。

3.自分でメンテナンスができるようになる

一度自分で経験しておくと、自分でメンテナンスができるようになることがあります。

なので、DIYで使う材料はなるべくホームセンターなど身近な場所で揃うものを使うことが多いです。

DIYに目覚めて、いろんなものを自作するようになったお施主さんもたくさんいます。新築の建物に自分で手を入れるのは怖い、という方も多いと思いますが、DIYの経験でその怖さがとれて、楽しさのスイッチが入るのかもしれません。
 それはとても素晴らしいことだと思います。

4.建物は人の手でつくられている、ということを理解できる

もう一つは、お施主さんに建築が単なる商品の寄せ集めではなくて一つ一つ人が作っているものだということを体験的に理解してもらうためでもあります。
 自分が直接体験することで、分かることがあると思うのです。また、お施主さんと職人さんの間の心理的距離が縮まり、現場に一体感が出ることもあるように思います。

また、住宅なんかは緊張感ばかりではなくある程度の緩さを許容するようなものであっていいのかな、と思いますが、お施主さんの好みにもよるので、その辺の加減を掴むのはなかなか難しいです。
 お施主さんに手づくりの感覚を掴んで頂くことで、その辺の緩さの感覚のすり合わせもしやすくなるように思います。

5.住まうことへつくることを届けたい

設計者としての理由は、そういういろいろなものをひっくるめて、住まうことにつくることを届けたいからです。
これは3つの願いでも書いたように、設計者としての願いのようなものです。

ただ、商品としての住宅を買うだけではなくて、つくることのよろこびも一緒に届けたいのです。
 
 
もし、デメリットを上げるとすれば、忙しい時に重なると自分の首を締めることになるということですね・・・




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