我々は希望の物語を描くことができるか B289『哲学は資本主義を変えられるか ヘーゲル哲学再考』(竹田 青嗣)
竹田 青嗣 (著)KADOKAWA/角川学芸出版 (2016/5/25) この本は昨年の5月にいろいろな哲学者に関する本を読もうと ...
アニミズムと成長主義 B288『資本主義の次に来る世界』(ジェイソン・ヒッケル)
ジェイソン・ヒッケル (著), 野中 香方子 (翻訳)東洋経済新報社 (2023/4/21) 帯にある「「アニミズム対二元論」とい ...
社会的構造が絶望と希望を生む B287『社会的ジレンマ 「環境破壊」から「いじめ」まで』(山岸 俊男)
山岸 俊男 (著)PHP研究所 (2000/6/21) 以前から社会の空気のようなものがどのように生まれ、どのように影響を与えるか ...
環境とは何かを問い続ける B286『環境建築私論 近代建築の先へ』(小泉雅生)
小泉雅生 (著)建築技術 (2021/4/16) 以前読んだ本の中で気になる言葉に著者のものが多かったので読んでみた。 目次内部構 ...
ムシについて B285『昆虫の惑星 虫たちは今日も地球を回す』(アンヌ・スヴェルトルップ・ティーゲソン)
アンヌ・スヴェルトルップ・ティーゲソン (著)辰巳出版 (2022/3/30) 初心に帰る旅のついでに。 何度か書いた気がするけど ...
脆さの中に運動性を見出す B284『生きられたニュータウン -未来空間の哲学-』(篠原雅武)
篠原雅武 (著)青土社 (2015/12/18) ここ最近の読書によって、環境という言葉に対し自分なりの言葉を持つことができた気が ...
office chavelo,SPROUT 写真アップ
office chaveloとSPROUT 写真アップしました。 実績のページを御覧ください。 →オノケン│太田則宏建築事務所 » ...
スケール横断的な想像力を獲得する B283『光・熱・気流 環境シミュレーションを活かした建築デザイン手法』(脇坂圭一 他)
脇坂圭一 中川純 谷口景一朗 盧炫佑 小泉雅生 冨樫英介 重村珠穂 秋元孝之 川島範久 清野新(著)建築技術; B5版 (2022 ...
答えをあらかじめ用意しない B282『開放系の建築環境デザイン: 自然を受け入れる設計手法』(末光弘和+末光陽子/SUEP.)
末光弘和+末光陽子/SUEP. (著), 九州大学大学院末光研究室 (著)学芸出版社 (2022/6/10) 昨年、春頃に『環境シ ...
循環のイメージを高めたい B281『活かして究める 雨の建築道』(日本建築学会編)
日本建築学会 (編集)技報堂出版 (2011/7/6) 『エクセルギーハウスをつくろう』の著者がHPで紹介していたので購入。 この ...
水と空気の流れを取り戻すために何ができるか B280『「大地の再生」実践マニュアル: 空気と水の浸透循環を回復する』(矢野 智徳)
矢野 智徳 (著), 大内 正伸 (著), 大地の再生技術研究所 (編集)農山漁村文化協会 (2023/1/18) 『よくわかる土 ...
弱い力と次世代へと引き継ぐべき技術 B279『住まいから寒さ・暑さを取り除く―採暖から「暖房」、冷暴から「冷忘」へ』(荒谷 登)
荒谷 登 (著)彰国社 (2013/8/1) 地球環境時代を迎えるいま、経済力、技術力、エネルギーに頼った力づくの問題解決ではなく ...
風を考える上での2つの言葉 B278『通風トレーニング: 南雄三のパッシブ講座』(南雄三)
南 雄三 (著)建築技術 (2014/1/16) 通風に関する本を探していて本屋で見つけたもの。 その前に『図解 風の力で住まいを ...
工学的な知識を何に対してどう使うのか B277『最新建築環境工学 改訂4版』(田中 俊六他)
田中 俊六 (著), 岩田 利枝 (著), 土屋 喬雄 (著), 秋元 孝之 (著), 寺尾 道仁 (著), 武田 仁 (著)井上 ...
手を添えるテクノロジー B276『民家の自然エネルギー技術』(木村 建一 他)
木村 建一, 荒谷 登,石原 修,浦野 良美,伊藤 直明,小玉 祐一郎,渡辺 俊行,吉野 博,宿谷 昌則,田辺 新一,岩下 剛,谷 ...
道理と装置 B275『エクセルギーハウスをつくろう: エネルギーを使わない暮らし方』(黒岩 哲彦)
黒岩 哲彦 (著)コモンズ (2014/5/3) 前回読んだ本と関連して購入。『エクセルギーと環境の理論』でも著者の実践例が紹介さ ...
電子工作で屋上散水を自動制御した結末の話
断熱はそれなりの施したので夏を乗り切れると思ってたけれども、今年の夏はなかなか厳しい。 少し前にテンダーさんのラボにお邪魔した時に ...
はたらきのデザインに足りなかったパーツ B274『エクセルギーと環境の理論: 流れ・循環のデザインとは何か』(宿谷 昌則)
宿谷 昌則 (著) 別のエコハウス関連の書籍で本書に掲載されている表が載っていたので気になって購入。 目次エクセルギーとはエクセル ...
永遠のオルタナティブ B273『方丈記 現代語訳付き』(鴨長明 )
鴨 長明 (著), 簗瀬 一雄 (翻訳)角川学芸出版; 改版 (2010/11/25) 前回読んだ本で何度か出てきたので、たまには ...
21世紀の民家 B272『生きられた家 ー経験と象徴』(多木浩二)
多木浩二 (著)青土社 (2012/10/10) 本書は1975年に書かれた長編エッセイをもとに書籍化、幾度かの改訂がなされてきた ...
世界にとどまる境界線に再び向き合う B271『体の知性を取り戻す』(尹 雄大)
尹 雄大 (著)講談社 (2014/9/18) サクッと読めたのでサクッと。 著者は柔道・空手・キックボクシングなどを経験した後、 ...
不安の源から生命の躍動へ B270『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』(下西 風澄)
下西 風澄 (著)文藝春秋 (2022/12/14) 前から気になっていた本書をようやく読むことが出来た。 目次心という発明と苦悩 ...
触覚と倫理、周辺視とリアリティ B269『建築と触覚: 空間と五感をめぐる哲学』(ユハニ・パッラスマー)
ユハニ・パッラスマー (著), 百合田 香織 (翻訳)草思社 (2022/12/13) 初版が1996年の著書の邦訳。 パッラスマ ...
建築を遊ぶために B268『意味がない無意味』(千葉雅也)
千葉雅也 (著)河出書房新社 (2018/10/26) ■オノケン│太田則宏建築事務所 » 関係性と自立性の重なりに向けて B26 ...
カッティングプロッタ(Graphtech FC3100-120)が新事務所にやってきた。
目次カッティングプロッターをいただけることになったプロッターとPCを接続するマニュアルを翻訳稼働!何かが動き出し始めた カッティン ...
近代と遊びとエコロジー ~解像度についてのメモ
・近代は分断によってブラックボックス化とアウトソーシング化を進めることで、さまざまなものごとに対する解像度が低いままでも生きていけ ...
grasshopperのプラグイン”crane”で曲面折り紙をシミュレーションしてみる
趣味の折り紙は、あまり範囲を拡げず仕事から距離があるものを、と思い生物をメインに折っていたのですが、とあるきっかけがあって、今まで ...
関係性と自立性の重なりに向けて B267『四方対象: オブジェクト指向存在論入門』(グレアム ハーマン)
グレアム ハーマン (著)人文書院 (2017/9/26) 現代の一般教養の一つとして一度ハーマンを読んでおこうとだいぶ前に購入。 ...
畑日記 2023.02.12
次男は用事があったので来れなかったけど、長男と三男と一緒に念願の畑作り。 防草シートを剥がすのが一番大変だったけど、畝作って肥料混 ...
それでも建築をつくるために B266『空間の名づけ――Aと非Aの重なり』(塩崎太伸)
塩崎太伸 (著)NTT出版 (2022/9/28) ツイッターで見かけて面白そうだと思い購入。建築・都市レビュー叢書は意外にも初め ...
鹿屋の家 完成見学会を開催します。
2月4日(土)5日(日)の2日間、鹿屋の家のオープンハウスを開催いたします。 リビンクから開聞岳と桜島を望む、海沿いの家です。(ユ ...
SYGT 写真アップ
城山の家の写真を実績ページにアップしました。 ...
都市新世の原理 B265『スケール 上・下:生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』(ジョフリー・ウェスト)
ジョフリー・ウェスト (著), 山形 浩生 (翻訳), 森本 正史 (翻訳)早川書房 (2020/10/15) ジョフリー・ウェス ...
2022年まとめと2023年の指針 遊ぶように生き、遊ぶようにつくる
2022年は環境という問題に対しての自分なりの指針を作ることが目標だったのですが、今年はじめに昨年、本を読み考えたことを1枚の紙に ...
新しい景色がみたい B264 『環境シミュレーション建築デザイン実践ガイドブック』(川島 範久)
川島 範久彰国社 (2022/5/24) 一定期間ごと何かしらテーマを決めて自分を少しづつアップデートするように心がけているのです ...
ぷち2拠点生活始めます
今年に入ってから、生活に変化を、と思い山間の土地を探していたのですが、昨日、日置市吹上町の与倉の土地・建物の売買契約をしてきました ...
リズム=関係性を立ち上げ続けるために思考する B263 『未来のコミューン──家、家族、共存のかたち』(中谷礼仁)
中谷礼仁 (著)インスクリプト; 四六版 (2019/1/25) 本書は、今和次郎、篠原一男、ミース、白井晟一、ロース、上野千鶴子 ...
世界を渦とリズムとして捉えてみる B262 『間合い: 生態学的現象学の探究 (知の生態学の冒険 J・J・ギブソンの継承 2) 』(河野 哲也)
河野 哲也 (著)東京大学出版会 (2022/3/14) 2013年に刊行された『知の生態学転回』三巻本の続編とも言える新しい九巻 ...
USUKIYA 写真アップ
USUKIYAの写真をアップしました。 ・USUKIYA 泉町にて営業を行っていたワイン食堂USUKIYAが、建物の解体に伴い霧島 ...
里山なき生態系 B260『さとやま――生物多様性と生態系模様』( 鷲谷 いづみ )B261『里山という物語: 環境人文学の対話』(結城 正美 , 黒田 智他)
鷲谷 いづみ (著)岩波書店 (2011/6/22) 結城 正美 (編集), 黒田 智 (編集)勉誠出版 (2017/6/30) ...
近代化によって事物から失われたリアリティを再発見する B259『能作文徳 野生のエディフィス』(能作 文徳)
能作 文徳 (著)トゥーヴァージンズ (2021/2/10) 現代建築家コンセプト・シリーズの一つであるが、いわゆる建築家然とした ...
ノンモダニズムの作法 「すべてはデザイン」から「すべてはアクター」へ B258『ブルーノ・ラトゥールの取説』(久保明教)
久保明教 (著)月曜社 (2019/8/9) ラトゥールは1947年生まれのフランスの哲学者・人類学者で、アクターネットワーク理論 ...
都市の中での解像度を高め余白を設計する B257『都市で進化する生物たち: ❝ダーウィン❞が街にやってくる』(メノ スヒルトハウゼン)
メノ スヒルトハウゼン (著), 岸 由二 (翻訳), 小宮 繁 (翻訳)草思社 (2020/8/18) 『建築雑誌 2205 野 ...
2羽のスワンによる世界の変化の序章 B256『資源の世界地図』(飛田 雅則)
飛田 雅則 (著)日本経済新聞出版 (2021/5/26) 『レアメタルの地政学:資源ナショナリズムのゆくえ』と一緒に買った本。 ...
距離においてとどまりリズムを立ち上げる B255『自然なきエコロジー 来たるべき環境哲学に向けて』(ティモシー・モートン)
ティモシー・モートン (著), 篠原 雅武 (翻訳) 以文社 (2018/11/20) エコロジーという言葉の使われ方に漠然とし ...
新たにシステムを始動させる B254 『メタアーキテクト──次世代のための建築』(秋吉浩気)
秋吉浩気 (著)スペルプラーツ (2022/2/28) 『建築家の解体 Reinventing Architects』を読んで興味 ...
新しいイメージを思い描くことが建築をほんの少しだけ自由にするかもしれない B253『大栗先生の超弦理論入門』(大栗 博司)
大栗 博司 (著)講談社 (2013/8/21) 『点・線・面(隈 研吾)』で量子力学や超弦理論が引き合いに出されていたので、おお ...
全体性から逃れる自由な関係性を空間的に実現させたい B252『現代思想入門』(千葉 雅也)
千葉 雅也 (著)講談社 (2022/3/16) デリダをはじめ哲学者の言説はいたるところで目にしてきたけれども、体系的に学んだこ ...
自然とともに生きることの覚悟を違う角度から言う必要がある B251『常世の舟を漕ぎて 熟成版』(緒方 正人 辻 信一)
緒方正人 (著), 辻信一 (著, 編集) 素敬 SOKEIパブリッシング (2020/3/31) あるきっかけで水俣の仕事に関わ ...
道の駅みなまた再整備 写真アップ
道の駅みなまた再整備 の写真をアップしました。 ・道の駅みなまた再整備 グランドオープンは4/23の予定です。 ・道の駅みなまた ...
重層的な世界観が描く豊かさ B250 『点・線・面』(隈 研吾)
隈 研吾 (著)岩波書店 (2020/2/9) 著者による2015年の著作『隈研吾 オノマトペ 建築』の理論的背景をもう少し丁寧に ...
建築が築く新しい関係性の芽 B249 『建築家の解体 Reinventing Architects』(秋吉浩気)
秋吉浩気(著)VUILD BOOKS(2022/02/16) 興味はあったのだけど、twitterで予約受付開始のアナウンスがあっ ...
木曽おもちゃ美術館+木工振興拠点 写真アップ
木曽おもちゃ美術館+木工振興拠点の写真をアップしました。 ・木曽おもちゃ美術館 ・木工振興拠点施設 何度も現場に通い、なんとか担当 ...
父から子に贈るエコロジー B248 『僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回』(森田真生)
森田真生 (著) 集英社 (2021/9/24) 前に読んだ2冊『数学する身体』『計算する生命』が面白かったので、数学者(と括って ...
知覚のよろこびと、場所への信頼 B247 『あらゆるところに同時にいる:アフォーダンスの幾何学』(佐々木正人)
佐々木 正人 (著)学芸みらい社 (2020/3/24) ここのところ、移動時間などに何冊も読みためていたのだけど、忙しすぎてなか ...
本質的なところへ遡っていく感性を取り戻す B251 『絶望の林業』(田中 淳夫)
田中 淳夫 (著)新泉社 (2019/8/6) 日本の森林面積は日本の国土の67%、約3分の2が森林である。(H29年) 林業の持 ...
宝の山をただの絵にしないためには B246 『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』(藻谷 浩介,NHK広島取材班)
藻谷 浩介 (著), NHK広島取材班 (著)KADOKAWA/角川書店 (2013/7/10) 10年近くも前の本であるが、これ ...
物語を渡り歩く B245 『自然の哲学(じねんのてつがく)――おカネに支配された心を解放する里山の物語』(高野 雅夫)
高野 雅夫 (著)ヘウレーカ (2021/8/20) 「人新世の資本論」を三分の一ほど読んだ頃、これは里山資本主義的な話につながる ...
進むも退くも、どちらも茨の道 B244 『レアメタルの地政学:資源ナショナリズムのゆくえ』(ギヨーム・ピトロン)
ギヨーム・ピトロン (著), 児玉 しおり (翻訳)原書房 (2020/2/29) 前回の記事に関連してレアメタルについて興味を持 ...
システムに飼いならされるのはシャクだ、というのは個人的なモチベーションとしてありうる B243 『人新世の「資本論」』(斎藤 幸平)
斎藤 幸平 (著)集英社 (2020/9/17) 売れてる本なので少し敬遠していたのですが、前回の流れから一度読んでみようと購入。 ...