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メタボベイビー



メタボザウルスが子供を産んだら。

今、4つほど空想案を考えているんですが、そうのうちの一つ。

案というより、単なるパクリ。良く?言って二次創作。

危うく殺されかけて生きながらえたメタボザウルスから子供が生まれたら。という設定です。
大きくなったら公共建築になりたいと夢見るSOHO住宅くん。

都城市民会館が出来た当時は世界中の建築学生がまねをしてそこら中に市民会館もどきの案が林立したそうですが、建築のDNAが伝播してどんどん繁殖していったっていいような気がします。

昆虫は幼虫のころはたいていグロテクスないびつさをもっているので、もっといびつにしようかとも思いましたが、なるだけ素直にパクリました。

著作権うんぬんと言われると削除せざるを得ないかもしれませんが、市民会館継続のお祝いと菊竹さんへの敬意をこめて。
個人的スタディの一つと思って暖かい目で見て頂けると嬉しいです。

それにしても、僕が簡単に作っただけでも思ってたよりサマになるんだから、もとの思想の骨格は半端じゃないレベル。
やっぱりすごいなぁと痛感しました。
これはオリジナルでは出来そうにない。

いろいろとデフォルメされた個性的なメタボザウルスがそこら中に建っているのを想像するのもいいかもしれません。

せっかくなので模型までつくってまとめるつもり。いずれPROJECTにアップします。

オノケンノート ≫ HS-07 メタボベイビーの家




都城市民会館秋祭り

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都城市民会館秋祭りに行って来ました。

上の写真は西都城駅から。駅を出てからホームからよく見えることに気付き、入場券を買って再度ホームに上がって撮影しました・・・・ちょっと抜けてましたね。念願の内部を見学できたり、懇親会に参加させていただいて楽しい時間を過ごすことができました。いろいろと感じる部分があったのですが、とりあえず今日のところは写真のアップだけにして、後日追記します。
おやすみなさい。

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※これまでこのブログで都城市民会館にふれた記事はこちらからどうぞ




朗報!

ヒラカワさんのブログを見てびっくり。

2011年に都城に移転予定の南九州大学が、市民会館の20年間の借用を申し入れ、市が前向きに検討するというコメントを出した。そんなニュ-スが飛びこんできたのが29日の朝9時過ぎでした。


慌ててニュース検索してみると
現代建築の傑作都城市民会館解体一転保存へ南九州大に貸与検討 =2007/10/30付 西日本新聞朝刊=

「現代建築の傑作」とされながら、解体される予定の宮崎県都城市民会館について、南九州学園(宮崎市)の渋谷義夫理事長が29日、都城市役所を訪れ、20年間の貸与を申し入れた。2009年4月に南九州大学キャンパスの一部を同市に移す同学園は、入学式などの会場として同会館を活用したいとしている。長峯誠市長も「公共性の高い大学施設としての活用なら市民も理解してくれる」と述べ、保存に前向きな意向を示した。

やったー!
こういうことってあるもんですね。大学の施設なら使われ方としては理想的じゃないでしょうか!

うーん嬉しい!11日どうしようかな~。

※このブログで都城市民会館にふれた記事はこちらからどうぞ




ハガキ作戦参加望む

都城市民会館の保存に奔走されているヒラカワさんから下記のようなメールを頂きました。

9月議会に都城市民会館の解体を含む議案が上程されました。情勢はひじょうに厳しいと言わざる得ません。

つきましては、全国のみなさんから、市会議員へ保存を訴えるハガキを出そうという運動をすることにしました。

恐縮ですが、下記のリストの議員へ(できれば複数のたくさんの議員へ)、ハガキ(又は封書)を出してくださるよう希望します。

全国の市民会館関係者からの、たくさんの手紙によって、会館が残ることを念じています。

できましたら、このメ-ルを賛同いただける知り合いの方に広めていただきますと幸いです。

よろしくお願いいたします

僕なりの意見を添えてハガキを出そうかと考えていますが、賛同される方はコメントもしくはメールを下さい。

都城市民会館解体に対するそれぞれの議員の姿勢(保存派・解体派など)を記した、都城市会議員住所録をメールにてお送りいたします。(コメント時にメールアドレスを入力していただけるとそこに返信します。メールアドレスはブログ上には現れませんのでご安心を。また、9月27,28日に採決のようなので遅くとも25日までに投函お願いします。)

ヒラカワさんのブログに議員リストと議会事務局の住所が書いてありますのでそちらでも良いかと思います。

以下に、今思いつく僕なりの意見を簡単にまとめます。賛同される方、賛同されずとも市民会館保存には賛成の方は一手間をお願いいたします。

なぜ、保存を願うか。・まず単純にこの建物が僕の好みだから。・単純に簡単に壊しすぎじゃないかと思うから。(これでは文化の育つ隙がない。)・この建物がこのまちの一つの風景になっていると思うし、これからも風景であり続けられると 思うから。・まちの中から固有性だとか、場所性だとかが急速に失われていく中でこれだけの個性のものは貴重だから。(固有性がまちの最大の資源になっていくであろう中で、これを壊すのはあまりにもったいない。

このままいくとこのまちはどこにでもあるまちになってしまうし、後で後悔しても遅い。例えば宮崎県が東国原知事を 有効に使っているように(知事が自らしていることだが結果的にはそう)、有効に使えば計り知れない可能性があるし、その可能性はきっと時が経つにつれどんどん増すはず。

解体の危機から一転全国でも”先進的な事例”といえるような 方策を見つけて実行できれば、全国的に希有なポジションを獲得できるような気がするし、そういうチャンスはめったにない。)

・これから先、建築を志す多くの人に勇気や希望、感動を与え続ける事のできる貴重な資源だと思うから。

・ 子供たちの育つ環境として、こういうものも必要だと思うから。(これだけのものが身近にある子供は幸せ。逆にこういうものを目先のことだけでどんどん壊してしまうような社会で子供が育つのが怖い)

・ 目先のことだけ追い求めてきたやり方を転換し、長期的な視点を獲得するよいチャンスだと思うから。

より端的に言うと、この建物を簡単に壊すという選択をするのかどうかで、 都城が世代を超えてよい環境をつくっていくというビジョン・思想をこの先持てるかどうかが決まってしまうと思うのです。
最後にdanさんの記事から引用しておきます。

地方はやればできるし、やっていればできたはずなのである。それをやらなかったのは誰なのか。新幹線と高速道路をおらがムラに引くことばかり訴えてきたのは誰なのか。

実際はもう少し文章として練ってからハガキを送ろうかと思いますが、単純な思いで構いませんので皆さんなりの言葉でぶつけていただければと思います。

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