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日々考えていることなどを。

オノケンは環境主義者になってしまったのか?

オノケンは環境主義者になってしまったのか?

「ここ数年の読書記録をみると、ほとんど環境・エコロジーに関するものばかり。インセクトという環境配慮型住宅のブランドも立ち上げたし、オノケンは環境主義者になってしまったのか?」 中にはそう思った方もいるかと思います。 ですが、個人的にはそうで...
設計事務所に頼むと高くつくの?(家づくりは生活の優先順位を決めていくこと)

設計事務所に頼むと高くつくの?(家づくりは生活の優先順位を決めていくこと)

こうしなければいけない、という縛りはない メーカーなどの商品住宅は、ある程度決まった仕様・グレードの中から予算にあったものを選ぶことになりますが、多くの設計事務所の場合では、特にこうしなければいけない、という縛りはありません。 限りないあら...
何に対して報酬を頂くのか(設計監理料の話)

何に対して報酬を頂くのか(設計監理料の話)

何に対して報酬を頂くのか お施主さんに頂く報酬を、慣習に倣って設計監理料と読んでいますが、実際は何に対して報酬を頂いているのでしょうか。 設計図を描くのはもちろんのこと、土地や建築物に関わる規制や現況の調査、検査機関との折衝や確認申請などの...
ファーストプレゼンについて

ファーストプレゼンについて

ファーストプレゼンに時間をかけている訳 特別なケースを覗いて、通常は最初のヒアリングから1ヶ月程度の時間を頂いて、一つの案をじっくり検討してからプレゼンさせていただくようにしています。 簡単なプランは数日でも作成できるのですが、短い時間で考...
DIYを採用する5つの理由

DIYを採用する5つの理由

自宅でペンキと珪藻土塗りを試してから、定番の珪藻土塗りや簡単な棚作りなどのDIYを採用することが多くなりました。 おそらく、住宅の6割以上で何かしらのDIYをしていると思います。 今回、なぜDIYを採用するのか、その理由を書いてみたいと思い...
つくる楽しみをデザインする(3つのアプローチ)

つくる楽しみをデザインする(3つのアプローチ)

3つの願いで書いた「つくる楽しみをデザインしたい」について、これまで何度か書いてきているのですが、今一度まとめてみたいと思います。 「住むこと」の中に「つくること」を取り戻す 「住まう楽しみの半分は、つくることの中にある。」 ある哲学者がこ...
大切にしたいいくつかのこと

大切にしたいいくつかのこと

独立当初に書いた、設計を行う上で大切にしたいことを、抜粋して列記してみます。 興味のある方はどうぞ。 棲み家という言葉 「住宅」や「家」ではなく「棲み家」という言葉に何か魅力のようなものを感じます。 学生の頃からその魅力の正体をずっと探し続...
鎚絵さんに頼めるようになりたい

鎚絵さんに頼めるようになりたい

先日、モノのつくり手として尊敬する、鎚絵の大野さんのnoteにフェイスブックに投稿していた模型の写真を使っていただきました。 →モノ屋より、建築学生に贈る。|kowske ohno|note 鎚絵さんのななつ星製作秘話はこちら →鎚絵製品特...
詩を編むように

詩を編むように

このブログでは20代の頃から考えてきたことをいろいろと書き綴ってきているけれども、書いていることの根っこにあるものは昔からほとんど変わっていない。 子どもの頃や若い頃に感じたことの先には何があるのか、それを知りたいというのが一番の原動力で、...
家は特別。

家は特別。

このサイトの左下にあるコピーライト(©2002 onoken )の©の文字のところが、こっそりランダムボタンになっていて、どこかの過去記事に飛ぶようになっています。 よく自分でこのボタンを押して、このころはこんなこと書いてたんだな、と思い出...
学習と教育について

学習と教育について

引き続き『損傷したシステムはいかに創発・再生するか: オートポイエーシスの第五領域』の続き。 学習について 先日、協力案件の現調で木曽まで行ってきた際、帰りに大阪時代に大変お世話になった方に会いに行った。その後、その方の息子で当時家庭教師で...
なぜオートポイエーシスやアフォーダンスの本を読んだりブログを書いたりするのか。

なぜオートポイエーシスやアフォーダンスの本を読んだりブログを書いたりするのか。

前回の『損傷したシステムはいかに創発・再生するか: オートポイエーシスの第五領域』の続き。 なぜ、そんなに時間をかけて、オートポイエーシスやアフォーダンスの本を読んだりするのか。また、なぜそれをブログに書き残すのか。 それは、まー面白いから...
2才児にとっての”じりつ”とは何か

2才児にとっての”じりつ”とは何か

2才児にとっての”じりつ”とは何か。 そんなお題を頂いたので、ちょっと考えてみたいと思います。 じりつには自立と自律があります。 分析記述言語では自立とは構造に帰属され、自律とはシステムに帰属されるそうです。 では、...
スケトレメモ おいしい自然

スケトレメモ おいしい自然

モデュロールと自在さ スケッチ載せるのやめとけば良かったと若干後悔しつつ、スケトレなのでこのまま続けます。続けてるうちにうまくなるかもしれないし。 「おいしい自然」は自然に含まれる意味をどう知覚させるか、と自然の中にある情報・不変項をどう抽...
スケトレメモ おいしい姿勢・音・手触り・味と匂い・見え

スケトレメモ おいしい姿勢・音・手触り・味と匂い・見え

共変による固有の場 「おいしい姿勢・音・手触り・味と匂い・見え」はギブソンによる5つの知覚システムに対応するおいしい知覚であり、複数の知覚システムが同時に共変することによって一つの意味のありかを特定する。 学生の頃にロンシャンの礼拝堂を訪れ...
スケトレメモ おいしい素材

スケトレメモ おいしい素材

時々、プラスディー設計室の主催しているスケトレにスカイプ又はハングアウトで参加させていただいているのだけど、テーマを決めて、その時考えたことなどを簡単にメモして行ってみよう、とふと思い立ったのでやってみる。(過去の分から順に気が向いた時にま...
ケンペケ04 予習

ケンペケ04 予習

12月のケンペケに辻琢磨さんにお越しいただく予定なのですが、そのための予習として現時点で考えたことをまとめておきたいと思います。 「建物」と「建築」の分断を乗り越える。 一言でいうとすれば、私は建築を流動状態として捉えている。(中略)「物が...
建築の自立について

建築の自立について

twiiterで知り合って以前から一度お会いしたいと思っていた高知の建築士の方が鹿児島に来られるということで週末に鹿児島を案内させて頂いた。その時にブログを再開したと聞いたのでそれを読んだり、本人とお話させていただいた中で考えたことを書いて...
振り返り

振り返り

過去のブログを振り返り、次への問いを抽出するためのメモ 『ケンペケ03「建築の領域」中田製作所』 ここでの大きな問いは『「建てること」と「住まうこと」の分断をどう乗り越え、それによって住まうことの中に建てることを取り戻すか?』 それに対して...
tweet 11/23-05/16

tweet 11/23-05/16

久しぶりにツイートまとめ。これまでのブログとの重複も多いけど。 オートポイエーシス~男女脳~方法論~状況のレイアウト 2014年12月11日 システムの思想 河本英夫の対談集「システムの思想(2002)」を読み始めたので随時メモ。 氏は今日...
「環境」についてのメモ

「環境」についてのメモ

昨日運転中に山口陽登氏の講演の音声を聞いて自分なりに環境という言葉を整理したくなったのでメモ。 以前とあるシンポジウムで何人かのデザイナーの話を聞いた時に、その一人がアフォーダンスという言葉を使われていた。 それで懇親会の時に色々と聞いてみ...
tweet 10/12-11/22

tweet 10/12-11/22

ここのところ夜にツイートしながら考える癖をつけようとしていて、たまにはそれをストックとしてピックアップしてまとめておこうかと。 基本的にその時その時考えた”つぶやき”なので考えは変わっていくと思われます。   個人事務所の方法論~ギブソン~...
「建築の社会性」ってなんだろう

「建築の社会性」ってなんだろう

しかし建築が社会と全く関わり合いを持たずに自立した存在として成立することは難しい。そこで僕は「シャカイ」から離れて建築をどのようにつくっていくのかをテーマとしてじっくり考えたい。もちろん、うっすらとではあるけど、自分なりに方向性のようなもの...
リノベーションと棲み家

リノベーションと棲み家

このごろ、家の近くの住宅が数件立て続けに解体されました。 そのうちひとつはRCの集合住宅として工事が始まっています。 写真の家は内部の壁と天井及び瓦がきれいに撤去され、窓から覗くがらんどうがとても心地よさそうに見えたので、もしかしたらどこか...
エイリアンから生活を取り戻せ(とか)

エイリアンから生活を取り戻せ(とか)

昨日久しぶりにMさんと話をして、個々の設計についてもいろいろ刺激になったのですが、トランジットモールなどの話をしながらふと、昔書いた記事を思い出しました。 ■オノケン【太田則宏建築事務所】 » 自動車エイリアン説。 もし自動車が実はエイリア...
建築と自由の感覚

建築と自由の感覚

たこはんさんのUSTでちょっと話が出たので。 ■オノケン【太田則宏建築事務所】 » B014 『原っぱと遊園地 -建築にとってその場の質とは何か』 を例に出して「建築は制約でしかないけど、だからこその自由に迫れる」と書いたのですが、これはず...
ぽこぽこシステム_建築メタver

ぽこぽこシステム_建築メタver

前の記事でもリンクを貼った”ぽこぽこシステム”は例えば”建築文化”のようなことにも当てはめられそうに思います。 産出物を”建築文化”のようなものを持った何かに絞る。建築的ぽこぽこ。何でも良い。 建築的ぽこぽこが発生・産出している働きを建築的...
「地形のような建築」考【メモ】

「地形のような建築」考【メモ】

今までブログに書いてきたなかで棲み家考の流れから『原っぱ/洞窟/ランドスケープ~建築的自由について』を経て、地形のような建築というのが僕の中で一つのキーワードになっています。 では、仮に「地形のような建築をつくりたい」と言った時どういう論を...
身体性/関係性マップ

身体性/関係性マップ

5月5日のつぶやきで考えたこと。 onokennote: やっぱりコルからは学ぶことしか見つかんないんだよな。 ] onokennote: 身体性からのイメージを都市的なものまでぐぅーっと柔らかく引き伸ばす...
世界を眺め自分の自由を見つける。

世界を眺め自分の自由を見つける。

自分の中に強さと自由を見つけること。 それを核にしてやを眺めてみる。 また、やから自分の核を眺めてみる。 多分両者はフラットな関係。 全ては強さのために。全てはデザインのために。 ■オノケンノート » B043 『ル・コルビュジェの建築-そ...
ポストモダンと笑いと建築に関するメモ

ポストモダンと笑いと建築に関するメモ

某氏のtwitterで ポストモダンをどう捉えるか。渦中にいる頃は判らなかったけど、今から振り返れば、あの時代の建築や建築家って、すごく「物語」を信じてた。物語は終わったとか、すべてを参照・操作のネタにするとか言ってたけど、すごく元ネタへの...
素材の力(石・土)

素材の力(石・土)

■オノケンノート ≫ B126 『無有』 竹原さんの建築文化の特集は穴が開くほど見たけれど、この本も穴が開くほど読む価値があると思う。実は図書館で借りたんだけど、絶対買いの一冊です。 少し前に購入しました。 それで、しばらくは家のスタディを...
まちづくりの当事者は誰?

まちづくりの当事者は誰?

先日のエントリーにつづき素朴な疑問を。 長文です。 まちづくりの当事者は誰? 「だれのため?」というのが先日のエントリーの疑問だったわけですが、では、まちづくりの当事者っていうのは誰になるんでしょうか? まだぱらっとしか読んでませんが、薩摩...
中心市街地の存在理由って何?

中心市街地の存在理由って何?

川内の友人がまちづくりに関わっているのですが、関心があったので川内を案内してもらいました。 時間不足であまりつっこんだ話はできなかったので、ここではとりあえず川内を案内してもらう前から漠然と思っていたことを書くことにします。 中心市街地の存...
構成についてのメモ3

構成についてのメモ3

吉岡徳仁によるバーゼル ワールド2009のスワロフスキーブース きれい、というのと同時に巨大な生物のようで少し怖いという感じがしました。 この動画を見た感じだと、一つの要素の動きに応じて隣接する要素の挙動が決まってくる構造のようですが、個々...
『仲良くせざるをえない家』に関するメモ その2

『仲良くせざるをえない家』に関するメモ その2

えー、『多様で豊かな関係性を(ほどほどに)もてるのがいい家』なんて言っておきながらなんなのですが、近所のおばあさんに困っています。 詳細は書きませんが前々から親しくしていたおばあさんがあまりにも他人の迷惑を考えない言動ばかりになって、終日家...
構成についてのメモ2

構成についてのメモ2

全体を感じさせる関係性を持ったモノのネットワークを仮に構成体と呼んでみる。(オートポイエーシス単体と呼んでみたいところだけどまだ良く分かっていないので) 自分とは全く別の存在として構成体がある、ということでも親近感のようなものを感じるだろう...
構成についてのメモ

構成についてのメモ

建築やってる人だったら一度はリートフェルトのシュレーダー邸のような構成を突き詰めたものを作ってみたいと思ったことがあると思う(?)。 僕もテクニックとしてもっとうまくなりたいという欲求はある。 でも、誰か忘れてしまったけどどこかの設計事務所...
均質化と懐の深さ

均質化と懐の深さ

長いこと探検の会いけてないなぁ。 何度か参加してみて、少しずつ鹿児島ってすごいなぁと感じ始めたところなので、また機会を見て長男と参加してみたい。 表面的に見てみれば、鹿児島は”全国どこでも同じ風景”の均質化が比較的進んでいる地域だと思うけど...
『仲良くせざるをえない家』に関するメモ

『仲良くせざるをえない家』に関するメモ

前にお題を募集した時にたこ阪さんから頂いた『仲良くせざるをえない家』に関するメモ。 更新が滞り気味なのもあって、ちょっとだけ考えてみます。 この”せざるをえない家”ってあたりがさすがいいとこつくなぁ、と思わせます。 セオリー通りに考えると、...
オートポイエーシスの応用可能性についてのメモ

オートポイエーシスの応用可能性についてのメモ

機能主義からの脱却。 プログラム論→アクティビティ論の延長でとらえる。 オートポイエーシスの特徴や用語を建築的な視点で仮定しなおす。 自律的システム理論の各世代、第一世代「動的平衡システム」、第二世代「動的非平衡システム」、第三世代「オート...
模型の精度

模型の精度

ようやく一つ目の模型が出来上がりそうです。 模型は作っているうちにだんだん精度もスピードも上がってくるのですが、精度が上がればそれでいいというものでもない気がします。 あまりカチっと作ってしまうと表情が硬くなりすぎてしまうのですが、実際にホ...
2次元と3次元による検討

2次元と3次元による検討

CGパース(2次元)は細部まで詰めたものだと、実物もほぼ同じように見えるように立ち上がる。 見え方(写真の写り方と言っても良いかもしれない)は2次元の検討でかなりの部分まで”確認”できるのだけども、空間のありようのようなものは2次元では”確...
ポストモダンなのかな。

ポストモダンなのかな。

友人の幻エントリーで思いついたのでメモ。 最近の若手の動向についてちょっと考えてみたのですが、純粋に個別の欲求に向かったり、”あり方”のようなものに向かっている感じがするのはある意味ポストモダンなのかなという気がします。(もちろん狭義のスタ...
一歩の差

一歩の差

最近、更新が滞りがちなのでMEMOカテゴリーに逃げてみます。 独り言が多くなるかもしれません。 では。 たとえばその建築がキャラクターなり愛嬌なり色気なりを持てるか持てないかの一歩の差はどこから生まれるんだろう。 東京の学生時代に先生(後の...
再発見

再発見

最近の建築の傾向(特に若手)を捉えるキーワードの一つに「再発見」があると思います。 ■ 「TEPCOインターカレッジデザイン選手権2008」応募要項 – KENCHIKU 家型は二度再発見されたわけだが、前回とは違う建築的な意味...
地形と意志

地形と意志

洞窟のように意識を超えた地形のような建築のあり方というものを考えた時、それだけじゃなんか足りないような気がしています。 その地形のようなあり方というのは意志を受け止めるだけの許容力があるという意味において魅力的なのであって、ただナチュラルな...
雑誌をみて

雑誌をみて

帰りにちょっと本屋によって雑誌を見てたら「新建築」に藤本壮介のHouse Nが載ってました。 どんな空間になるんだろうかと思っていましたが、実物の写真を見ると初めてみるような空間でした。 写真だけなんで、実際に長時間過ごす住まいとしてどう感...