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W005 『ゆうステーション』

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□所在地:熊本県阿蘇郡小国町
□設計:葉 祥栄/葉デザイン事務所
□用途:交通センター
□竣工年:1987年
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道の駅内にあるバスセンター+特産品販売所。

これも、同じ設計者の『小国ドーム』同様木造トラスとガラスによる構成(竣工はゆうステーションが先)

ハーフミラーガラスであまり内部が見えなかったが、もう少しオープンに見せても美しかったのでは、という印象を受けた。

朝8時ごろに訪れたのだが、空いていなかったのは残念であった。

それにしても、このあたりの中高生は見知らぬ僕らにも挨拶をしてくれるのには感心する。
突然のあいさつに逆にこちらが戸惑ってしまうこともあったりした。




W004 『小国ドーム』

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□所在地:熊本県阿蘇郡小国町
□設計:葉 祥栄/葉デザイン事務所
□用途:体育館
□竣工年:1988年
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杉の角材5,602本を使用した木造立体トラス構法のドーム。
その木材1本1本に子供たちの名前が記されているようです。

正面部分はガラス面となっており、ドームの屋根の部分とガラス部分は構成上明確に分けられていた。

内部には入っていないが、サイドやトップライトからの光が木材の立体トラスの間をやわらかく染み渡るように広がっていて、綺麗だった。

ガラスの扱いや光の具合によって、屋根の物質としてのリアリティが和らいで軽やかというか幻想的な印象を受けた。

体育館としての規模による仰々しさを緩和し、周囲の多少湿っぽい森の空気感になじませることには成功しているのではないだろうか。