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模型

mokeiwk02
やっと出来た。
子供が寝ている隙になんとか完成。ってもう朝やん。




パノラマ

QuickTimeでぐるぐると360度見回せるQTVRを作ってみました。

だいぶ前に作ったときはForm-Zで作成した360度パノラマパースをCANONのスキャナか何かについてたPhotoStitchというソフトを使ってQTVRにしてたのですが、PhotoStitchの入ったCDもダウンロード先も見付からないので、何かいい方法はないかとずっと探してました。

で、ここに書いてる情報を参考にいろいろ試してみると出来ました!

これを開いて画像の上で軽くドラッグしてみてください。ぐるぐる廻ります。(画像は小さくしてますが割と軽いデータでもっと大きいのも作れます。)

模型には敵いませんがなんとなくの雰囲気はつかむのには良さそうです。




ようやく

お手伝いさせていただいてる住宅の図面がひととおり書き終わりました。


あとは細かいところを修正・検討すれば見積もりに出せそうです。 (Hさん、大変遅くなりましたが明日いったん郵送しますのでお待ちください。)

それにしても、勤め先の方の仕事がラッシュして大変です。去年はほとんど利益の出る仕事がなかったのに今年に入ったとたん急に忙しくなりました。それも納期が2月いっぱいとか3月いっぱいとかそういうのばかり。

ちょっとしたことでは『できない』とは言わない主義ですが、一つ一つの仕事の量が多いのでさすがにキャパオーバーしそう。

所長と相談しながらうまく段どらないとなぁ。平均して仕事があればどうってことないんだけど、波があるのがこの仕事。何とかのりきらねばね。

うーん、でもやっぱり、時間を見つけて この家の模型までは何とかつくりたいところです。




小屋組み

koyagumi.jpg
木造の小屋組みを考えていて、柱の関係や全体のプロポーションから2つの候補があったのですが、ようやく一つに落ち着きました。
棟の位置と勾配で見え方がが結構変わってくるので、無駄の無い架構や構造の安定性などを考慮しながらずっと悩んでたのですが、今朝二つを並べてみてやっぱりこっちの方がいろいろとうまくいきそうだというのが見えてきました。

よし、両側同じ勾配でいこう。

気持が落ち着いたところで、今から都城に行ってきます。[WK02]




打ち合わせ

日曜に屋久島からオーナーご夫妻が鹿児島に出てこられて打合せをしました。
今回は旦那さんのご両親(土木関係の会社を経営されていたので建築についても詳しいです)も含めての打ち合わせ。
特に緊張していたわけじゃなかったのですが、前日気合を入れすぎてほとんど寝てなかったせいも合って、いつにもましてろれつが回らずだいぶん挙動不振だったと思います・・・。

柱の寸法や屋根の材料、その他特に耐久性に関わるところなどを打ち合わせ。

その後、窓形状や仕上げ材など細かな打ち合わせに。

実はそのときに意見に違いのあった素材について自分の思うところを再度お話しようと 前日に話す内容を考えて何度も予行演習までしていたのですが、寝不足で言葉がうまく出なかったことと、作っていった模型を見られて喜んでいらっしゃる様子をみると、そこまで一つのことにこだわらなくても最後に喜んでいただければいいかなと思い始めて言葉を引っ込めてしまいました。

設計者としては ヘタレなことかもしれませんし、どこまで自分が良いと思う事を貫いくのが最後に一番喜んでもらえるのか、というのは永遠の課題かもしれません。そういうことではプロとして無責任だ、自分の信じることをやり抜くことで喜んでもらえ、とお叱りを受けるかもしれません。

だけど、 受け入れる中にも発見や新たな可能性が生まれることも確かです。

建築家の村野藤吾の有名な言葉に「私は、プレゼンティストですから99パーセント施主の言う事を聞いています。しかし、99パーセント言う事を聞いても、1パーセント村野が残る。そして、その1パーセントが全体を支配するかも知れない。」というようなものがありますが、そういう境地までいくのはまだまだですね・・・。

あと、100分の1の全体のラフ模型と30分の1のリビングの内観模型をつくったのですが、喜ぶお施主さんについあげてしまいました。

それは良かったのですが、写真の一枚でも撮っておけば良かったなぁ




いよいよ

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今日鹿児島で屋久島のお施主さんと打ち合わせをしました。

外壁材等若干変更になったのでイメージを組みなおしますが、おおむね方向が決まりました。
いよいよ実施設計に入ります。
32歳、建築男、最高の図面をばちィ~っと納めてみせるバイ!(※)
ここ参照




色気や愛着について

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縁があって屋久島の住宅を計画しています。

個人的にお手伝いをさせて頂くので現場監理がほとんどできません(離島&今はサラリーマンですので・・・)
その分、設計段階でどこまで検討し、どこまで図面化できるかが非常に重要になります。

今、平面が少しずつまとまりつつあるのですが、ここからどうやって飛躍するか。そこが問題。

色気・愛嬌・親しみやすさ・・・何といっても良いでしょうが、そういったある種性格のようなものを建物が獲得できるかどうか。それが、良い建築になれるかどうかの分かれ目だと最近強く思うようになりました。(それはデザインの強度と密接に関っていると思います。)
その色気のようなものが建物を単なる箱ではないものにし、ひいてはその建物に対する愛着・思い入れになり、その雰囲気が建物の佇まいとなり、潤いのある街並みをつくります。

では、どうすればそういった性格を獲得できるか。

何か一つ突出する欲求があり、そのためにそのほかの部分を引き算してでもその欲求を満たしたい、というような衝動を内包したもの。その結果、いびつなバランスとでも言うようなものを獲得したものはその可能性があるように思います。

しかし、そういったケースはまれで、むしろそういった欲求を持たないのが大半ではないでしょうか。(そういう欲求が必ず必要だとは思いません)
そうではない場合はどうやって獲得するか。

全体をまとめあげる一つのアイデアが浮かべば、それが獲得のきっかけにもなるでしょうし、光や素材の扱いを含めた各々の要素を全体を見ながら注意深くデザインしていくことでも獲得できるように思います。

さて、今回の計画。
派手ではありませんが獲得のための種を平面の中に仕込んであります。
決められたコストの範囲でそれをどうやって成長させるか。
(今回は現場監理ができないという制約もあります。)
断面や素材の扱い等いくつかのぼんやりとしたアイデアは浮かんでいますがそれをまとめあげるには検討の時間が必要。

じっくり取り組もうと思います。