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W030『石垣郡の里 大当』


昨日は加世田の実家に帰っていたのですが、天気もいいしちょっとドライブにでも行こうか、ということで前から気になっていた笠沙町の大当(うと・おおと)に行ってきました。

石垣郡の里

天然石(野間岳産鉄平石)を積み上げた石垣郡が特徴の集落で、迷路のような、立体的に構成された路地にとてもそそられます :ぽ:

生活の風景のある街

坂の町なので歳をとると大変だと思いますし、そこに住み続けるということがどういうことかは気安くいえませんが、風景としては新しい街に比べると圧倒的に豊かです。
逆に、今の街がいかに車のために作られているか、というのを強く感じました。
殺風景な街並みと、こういう街並みの間のようなあり方が求められてもいいように思うのですが。

新しく道路を作るんじゃなくて、むしろ主要なものを選んで半分に減らす。そしてそれによって空いた土地と費用を格安駐車場と緑地やヒューマンスケールな路地、子供の遊び場などの整備にあてる。

そうやってできたような街並みを一度想像してみて下さい。
車に奪われた生活の風景を取り戻し、今よりずっと瑞々しい街が頭に浮かばないでしょうか?
建築基準法等の法律も絡んでいて簡単にはいかないかもしれませんが、”間”であればやりようがありそうです。
また、まずはこういう町並み特区があってもいいかもしれません。

追記

途中スーパーの袋をいくつも抱えてる人を見かけたのですが、日常品の配達システムがあるのかなと思いました。


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