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ハッピースカウター

たこはんさんのこの記事に便乗して、昔想像した事を。

ドラゴンボールのスカウターのようなハッピースカウターというものを装着していると想像してください。

目に見える、周りの人たちや犬や猫や植物や、いろんなもののハッピー指数がスカウター上に数値化されていて、それとともに様々なレベルのハッピー指数の合計も表記されている。(例えば目に見える範囲、今いる町、今いる国、地球全体といったレベル)

そして、その数値はリアルタイムに変化していて、例えばある人にいいことがあるとピローンという感じで「ハートマーク+132」とかいうのが頭のあたりに浮かび上がる。悪いことがあればブー「涙マーク-1791」 とか。自分の行動に関する数値の上下は合計値の部分にもピローンと表示される。

例えば自分が何かすることでピローン、ピローンと ハートマークが連発して周囲の合計値がぐっと上がれば気持ちいいだろうし、なにかを買ったとたん地球レベルの合計値が「-6819」とかでたりするとなぜ、って思うかもしれない。

みんながこれを実際に装着しているとしたら、サトラレみたいな気持ち悪さもあるかもしれないけど、みんなが自分がハッピースカウターをしている事を想像しながら行動するとしたら結構良くなるんじゃないかと妄想したりする。

例えば車を運転してるとして自分の都合だけでやたらとクラクションを鳴らしたりすれば、周りの数値がいっぺんに下がって気持ちが悪いだろうし、そっと、車を間に入れてあげれば小さいピローンの連鎖がきっと気持ちいい。利益を自分や自分の直近だけでなくもっと大きく捉えられるようになるように思うし、きっとそっちの方が気楽だ。

個人的には損か得かというと損なことでも、合計値があがればいいじゃないってこともあると思う。結果、自分のハッピー指数があがってたみたいな。

まぁ、良いとか悪いとか損とか得とかそんなことはどうでもよくても、ピローンの連鎖が気持ちよくないでしょうか。

ただ、笑顔が目的化すると気持ち悪い気もするし、数値がいっぺんに下がるのを楽しむ輩も必ず現れるでしょうが。

この想像、今は自分のオリジナルな気になっていますが、もしかしたらどこかで見たのかもしれません・・・