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ドット絵


ドット絵のエディタもフリーでいいのがある。

メニュー用の小さいアイコンを作ろうと思って久しぶりにドット絵をかいたけど、なんとなくノスタルジックな気分になった。
昔、(中学生の頃)MSXというパソコンとゲーム機の中間みたいなのでちょっとしたゲームをつくって遊んでいた。そのころの性能だと8x8だとか16x16のドットが標準で色も横一列に対して1色しか使えない制限があったりして、1mm方眼紙をせっせと塗りつぶしてキャラを考えたりしていた。
その制限がかえってイメージを喚起して今の高解像度な画像にはない楽しさがあったと思う。
(その前は、ポケコンという計算機程度の横一列の画面の中で今でいうアスキー・アートみたいなキャラでダンジョンを冒険したりドラゴンと戦ったりしたのだから、そうとう想像力がたくましかった)
また、雑誌の投稿で1画面プログラムと言う、たしか40文字x24行ぐらいの画面の中にBASICのプログラムをおさめるというのがあって、これも制限を逆に楽しめた。俳句のような感じ。
僕も一度だけ投稿したことがあったのだけど、そのときは大作のパズルゲームは落選して”けんだま”というシンプルな1画面プログラムがなんかの賞をもらったことがある。
何が言いたかったかというと、あの頃はなんであんなに暇があったんだろうということと、制約もまた楽しということと、MSXなんてマイナーなネタにのる人がいたらすごいなぁ、ということです。