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安原 盛彦 学芸出版社(2005/09)
副題にあるとおり「形式への違犯」を読み解く。
モダニズムのルール(オキテと言ってもよい)は便利ではあるが、それだけでは何かが足りないものになってしまう。
白井にはそれに捉われない強さがあった。
ルールをほんの少しはみ出せるだけの強さをもつこと。 その強さは自分の中に見つける以外にない。 自由とは強さのことではないか。