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切妻屋根の勾配を利用したスキップフロアの案を考えていたのですが、その際、屋根と大地に関係が生まれるぐらいに軒の高さを思いっきり低くして、上階からアプローチするようにしました。

切妻のヴォリュームをくりぬいたようなアプローチ階はオープンに、それ以外の部分は閉じた感じにしてコントラストの強い空間にしています。

丘や畑といった要素とヴォリュームのバランスを考える時にこういう屋根と大地の関係はアリかもしれません。(どこかで藤森照信が代々木の体育館が身体性を感じさせるのは屋根が大地につながるぐらい近いから、という感じのことを言ってました。)

そういう関係性のつくりかたは他にもいろいろあると思うので探っていきたいです。

オノケンノート ≫ HOUSE STUDY-12 [mound-in]