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再発見

最近の建築の傾向(特に若手)を捉えるキーワードの一つに「再発見」があると思います。
「TEPCOインターカレッジデザイン選手権2008」応募要項 – KENCHIKU

家型は二度再発見されたわけだが、前回とは違う建築的な意味と効果を狙って、今回は注目されているようだ。もちろん、社会背景も大きく異なる。(五十嵐太郎)

家型の再発見、屋根の再発見、隙間の再発見etc…

使い古された要素や概念が、ちょっと視点をずらしたり扱い方を変えるだけで、いきいきと輝きだす、というような例が最近多い気がしますが、これにあやかって「○○の再発見」ととりあえず言ってみるのも面白いかもしれません。

天井の再発見、窓の再発見、壁の再発見、空の再発見、庭の再発見、縁側の再発見、畳の再発見、床の間の再発見、畑の再発見、木造の再発見、瓦の再発見、土間の再発見、畑の再発見、猫の再発見、トイレの再発見、襖の再発見、森の再発見、紙の再発見、布の再発見、竪穴式住居の再発見、高床式住居の再発見、装飾の再発見、シンメトリーの再発見、土の再発見、格子の再発見、路地の再発見、ペンキの再発見、床下の再発見、軒の再発見、暗闇の再発見、・・・・

ようはなんでもいいんですが、再発見をつけるだけで何かその先にありそうな気がしてきませんか?

何か面白い再発見はないでしょうか。