読書記録

気がついたらなんとなく過ごす日々が多くなっていた。
本棚の本も読み流したままで自分の言葉にする作業を怠っていた。
脳みそも錆付きかけている。
そんな日常から抜け出すために溜まった本を読み返し、そこから自分の言葉を見つける作業を始めよう。
そうして、見つけた言葉の断片を寄せ集めて、もう一度自分の地図を描こう。

ということで続けてきましたが、とりあえず目標の100冊は達成しました。
これからもぼちぼちやっていきます。



脆弱性を受け入れ隙間を捉える B207『公共空間の政治理論』(篠原 雅武)

脆弱性を受け入れ隙間を捉える B207『公共空間の政治理論』(篠原 雅武)

篠原 雅武 (著)出版社: 人文書院 (2007/8/1) だいぶ前に『アトリエ・ワン コモナリティーズ ふるまいの生産』で紹介さ ...
大空間のスケール/子どものスケール B206『KES構法で建てる木造園舎 (建築設計資料別冊 1)』(建築資料研究社)

大空間のスケール/子どものスケール B206『KES構法で建てる木造園舎 (建築設計資料別冊 1)』(建築資料研究社)

建築設計資料建築資料研究社 (2012/9/1) 接合金物を使ったKES工法による木造園舎21例(保育所15例、認定こども園3例、 ...
戦い、あるいは精算という名のフェティシズム B205『オーテマティック 大寺聡作品集』(大寺 聡)

戦い、あるいは精算という名のフェティシズム B205『オーテマティック 大寺聡作品集』(大寺 聡)

大寺聡 (著, イラスト), 井原慶一郎 (監修)フィルムアート社 (2018/2/22) 土曜日に霧島アートの森で開催されている ...
環境構成技術の集大成 B201 『ふってもはれても: 川和保育園の日々と「113のつぶやき」』(川和保育園)

環境構成技術の集大成 B201 『ふってもはれても: 川和保育園の日々と「113のつぶやき」』(川和保育園)

川和保育園 (編集),‎ 寺田 信太郎 宮原 洋一新評論 (2014/10/20) 重層的な遊具構成の園庭で有名な川和保育園を紹介 ...
空間と生活の中で学ぶことの大切さ B200『11の子どもの家: 象の保育園・幼稚園・こども園』(象設計集団)

空間と生活の中で学ぶことの大切さ B200『11の子どもの家: 象の保育園・幼稚園・こども園』(象設計集団)

象設計集団 (編集)新評論 (2016/12/22) 僕は象設計集団の建物がわりと、いや、かなりスキです。 ゲストに象設計集団の町 ...
子どもを中心とした2つの矢印 B196『まちの保育園を知っていますか』(松本 理寿輝)

子どもを中心とした2つの矢印 B196『まちの保育園を知っていますか』(松本 理寿輝)

松本 理寿輝 (著)小学館 (2017/3/23) 子どもたちに多様な出会いの機会を 僕の大学の卒論は『コミュニティから見たコーポ ...
新しい制度と希望 B194『図解入門業界研究 最新保育サービス業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版] 』(大嶽広展)

新しい制度と希望 B194『図解入門業界研究 最新保育サービス業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版] 』(大嶽広展)

大嶽広展 (著)4798050997 独立前の事務所では、幼稚園等の提案をしたりする機会もあったのでそれなりに勉強していましたが、 ...
構法論的想像力を身につけたい B193『内田祥哉 窓と建築ゼミナール』(内田 祥哉 他)

構法論的想像力を身につけたい B193『内田祥哉 窓と建築ゼミナール』(内田 祥哉 他)

内田 祥哉 (著),‎ 門脇 耕三 (編集),‎ 藤原 徹平 (編集),‎ 戸田 穣 (編集),‎ 窓研究所 (編集)鹿島出版会 ...
意志のこもった言葉と、その風景とが同じものに感じた B192『koshiki―ただ、島と生きている。』(ヤマシタ ケンタ)

意志のこもった言葉と、その風景とが同じものに感じた B192『koshiki―ただ、島と生きている。』(ヤマシタ ケンタ)

著者:ヤマシタ ケンタ撮影:jijifilms 高比良 有城渕上印刷(2017/8) 戦闘モードが解かれる島 前回の読書では、社会 ...
メガネと広告とわたし B191『広告の誕生―近代メディア文化の歴史社会学』(北田 暁大)

メガネと広告とわたし B191『広告の誕生―近代メディア文化の歴史社会学』(北田 暁大)

北田 暁大 (著)岩波書店 (2000/3/6) この本は2000年出版でだいぶ前のものだけど、たこ大の課題図書だったため興味を持 ...
生態学的な能動的態度に優れた人々 B190 『アトリエ・ワン コモナリティーズ ふるまいの生産』(アトリエ・ワン)

生態学的な能動的態度に優れた人々 B190 『アトリエ・ワン コモナリティーズ ふるまいの生産』(アトリエ・ワン)

アトリエ・ワン (著)LIXIL出版 (2014/4/25) コモナリティの意図するところ 出版された当時はまだピンと来ずに購入を ...
経験には喜びや希望、生きることのリアリティが内在している B188『経験のための戦い―情報の生態学から社会哲学へ』(エドワード・S. リード)

経験には喜びや希望、生きることのリアリティが内在している B188『経験のための戦い―情報の生態学から社会哲学へ』(エドワード・S. リード)

エドワード・S. リード (著)新曜社 (2010/3/31) 前回と同じ著者で、生態心理学の流れで倫理的な視点に対して信頼を持て ...
ギブソンの理論を人間の社会性へと拡張する B187『アフォーダンスの心理学―生態心理学への道』(エドワード・S. リード)

ギブソンの理論を人間の社会性へと拡張する B187『アフォーダンスの心理学―生態心理学への道』(エドワード・S. リード)

エドワード・S. リード (著)新曜社 (2000/11) これまで読んだ本でも何度も引用されており、生態学を社会性のようなもとつ ...
建築の倫理とアフォーダンスの肯定的世界観 B186 『知の生態学的転回3 倫理: 人類のアフォーダンス』

建築の倫理とアフォーダンスの肯定的世界観 B186 『知の生態学的転回3 倫理: 人類のアフォーダンス』

河野 哲也 (編集)東京大学出版会 (2013/8/26) シリーズ最終巻のタイトルは倫理。 生態学と倫理がどう結びつくのだろうか ...
社会的なものも含めたリアリティの密度への手がかり B185『生態学的視覚論―ヒトの知覚世界を探る』(J.J.ギブソン)

社会的なものも含めたリアリティの密度への手がかり B185『生態学的視覚論―ヒトの知覚世界を探る』(J.J.ギブソン)

J.J.ギブソン (著)サイエンス社 (1986/03) この本の原文は1979年、私が4歳の頃に出版されたものである。 このブロ ...
生態学転回によって設計にどのような転回が起こりうるか B184『知の生態学的転回1 身体: 環境とのエンカウンター』(佐々木 正人 他)

生態学転回によって設計にどのような転回が起こりうるか B184『知の生態学的転回1 身体: 環境とのエンカウンター』(佐々木 正人 他)

佐々木 正人 (編集)東京大学出版会 (2013/6/29) 以前3回にわたって感想を書いた『知の生態学的転回』の第1巻。 先にこ ...
物質を経験的に扱う B183『隈研吾 オノマトペ 建築』(隈研吾)

物質を経験的に扱う B183『隈研吾 オノマトペ 建築』(隈研吾)

隈 研吾 (著)エクスナレッジ (2015/9/19) 隈さんの本やアフォーダンスの本は時々読んでいる。 けれども、アフォーダンス ...
四十にして惑わず、少年のモードに突入す B182 『〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門 』

四十にして惑わず、少年のモードに突入す B182 『〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門 』

河本 英夫 (著)KADOKAWA/角川学芸出版 (2014/5/23) 前回の記事で紹介した動画の音源をスマホに落として繰り返し ...
新しい経験を開くー意識の自由さよりも行為としての自在さを B181 『システムの思想―オートポイエーシス・プラス』

新しい経験を開くー意識の自由さよりも行為としての自在さを B181 『システムの思想―オートポイエーシス・プラス』

河本 英夫 (著)東京書籍 (2002/7/1) 十年以上も前の本であるが気になったので読んでみた。 オートポイエーシスの第一人者 ...
個人設計事務所の課題と対応する設計プロセスを考える B180 『批判的工学主義の建築:ソーシャル・アーキテクチャをめざして』

個人設計事務所の課題と対応する設計プロセスを考える B180 『批判的工学主義の建築:ソーシャル・アーキテクチャをめざして』

藤村 龍至 (著)エヌティティ出版 (2014/9/24) 早速『プロトタイピング-模型とつぶやき』と合わせて読んでみた。 これま ...
「発見される」状況をセッティングする B179 『小さな風景からの学び』

「発見される」状況をセッティングする B179 『小さな風景からの学び』

乾久美子+東京藝術大学 乾久美子研究室 (著)TOTO出版 (2014/4/17) 前回の「デザインの生態学」の最後にも少し触れま ...
その都度発見される「探索モードの場」 B177 『小さな矢印の群れ』

その都度発見される「探索モードの場」 B177 『小さな矢印の群れ』

小嶋 一浩 (著)TOTO出版 (2013/11/20) onokennote:隈さんの本に佐々木正人との対談が載っていた。建築を ...
B176 『知の生態学的転回2 技術: 身体を取り囲む人工環境』

B176 『知の生態学的転回2 技術: 身体を取り囲む人工環境』

村田 純一 (編集)東京大学出版会 (2013/7/31) 『たのしい写真―よい子のための写真教室』の流れからアフォーダンス関連を ...
そこに身を置き関り合いを持つことで初めて立ち現れる建築 B175 『たのしい写真―よい子のための写真教室』

そこに身を置き関り合いを持つことで初めて立ち現れる建築 B175 『たのしい写真―よい子のための写真教室』

ホンマ タカシ (著)平凡社 (2009/05) 図書館で借りてパラパラと読んでいた『時間のデザイン: 16のキーワードで読み解く ...
実践状態に戻す-建築における詩の必要性 B174 『建築と言葉 -日常を設計するまなざし 』

実践状態に戻す-建築における詩の必要性 B174 『建築と言葉 -日常を設計するまなざし 』

小池 昌代 (著), 塚本 由晴 (著) 河出書房新社 (2012/6/9) 久しぶりの読書記録。 ちょこちょこ本は読んでましたが ...
「わかろうとすること」と「わかってしまうこと」の間の距離感 B173 『考えること、建築すること、生きること』

「わかろうとすること」と「わかってしまうこと」の間の距離感 B173 『考えること、建築すること、生きること』

長谷川豪 (著) INAX出版 (2011/12/30) ARCH(K)INDYでお話を伺ってから気になってて、だいぶ前に買って読 ...
B172 『アルゴリズミック・アーキテクチュア』

B172 『アルゴリズミック・アーキテクチュア』

コスタス・テルジディス(著),田中浩也,荒岡紀子,重村珠穂,松川昌平(翻訳) 彰国社 (2010/02) おそらく他の本と勘違いし ...
B171 『アーキテクト2.0 2011年以後の建築家像』

B171 『アーキテクト2.0 2011年以後の建築家像』

藤村 龍至 (著), TEAM ROUNDABOUT (著) 彰国社 (2011/11) サブタイトルに「2011年以後の建築家像 ...
B170 『建築に内在する言葉』

B170 『建築に内在する言葉』

坂本一成 (著), 長島明夫 (編集) TOTO出版; 1版 (2011/1/20) マルヤのジュンク堂に寄った時にお目当てがなく ...
B169 『ウィトゲンシュタインの建築』

B169 『ウィトゲンシュタインの建築』

バーナード・レイトナー (著), 磯崎 新 (翻訳) 青土社; 新版 (2008/6/20) 読書会の3回目に井原先生にウィトゲン ...
B168 『定本 柄谷行人集〈2〉隠喩としての建築』

B168 『定本 柄谷行人集〈2〉隠喩としての建築』

柄谷 行人 (著) 岩波書店 (2004/1/28) 鹿児島大学の井原先生より全3回の読書会にお誘い頂いたので参加してきました。( ...
B167 『自然な建築』

B167 『自然な建築』

隈 研吾 (著) 岩波書店 (2008/11/20) 図書館でなんとなく手にとった本なのですがこのタイミングで出会えて良かったなと ...
B166 『WindowScape 窓のふるまい学』

B166 『WindowScape 窓のふるまい学』

東京工業大学 塚本由晴研究室 (著, 編集) フィルムアート社 (2010/10/29) 塚本さんの”ふるまい”という言葉について ...
B165 『コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる』

B165 『コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる』

山崎 亮 (著) 学芸出版社 (2011/4/22) マルヤガーデンズでコミュニティデザイナーを務められた山崎亮さん(studio ...
B164 『建築家の読書術』

B164 『建築家の読書術』

平田晃久 , 藤本壮介, 中村拓志, 吉村靖孝, 中山英之, 倉方俊輔 (著) ) TOTO出版 (2010/10/25) 本当に ...
B163 『ど田舎のたこ焼き屋とtwitter』『ツイッター×たこ焼き社会論』

B163 『ど田舎のたこ焼き屋とtwitter』『ツイッター×たこ焼き社会論』

著者: otakohan 電子書籍パブー (2010/9) 著者: rectus 電子書籍パブー (2010/9) このブログとリ ...
B162 『オートポイエーシス論入門 』

B162 『オートポイエーシス論入門 』

山下 和也 (著) ミネルヴァ書房 (2009/12) 今考えてることと直接的に関係があると思い、オートポイエーシス論をちゃんと理 ...
B161 『今こそアーレントを読み直す』

B161 『今こそアーレントを読み直す』

仲正 昌樹 (著) 講談社 (2009/5/19) ■オノケンノート » B002 『住み家殺人事件建築論ノート』 そこでキーとな ...
B160 『建築家・篠原一男―幾何学的想像力 』

B160 『建築家・篠原一男―幾何学的想像力 』

多木 浩二 (著) 青土社 (2007/06) onokennote: 垂水フェリーにて多木浩二の建築家・篠原一男を読む。実は図書 ...
B159 『BE A GOOD NEIGHBOR ぼくの鹿児島案内』

B159 『BE A GOOD NEIGHBOR ぼくの鹿児島案内』

岡本 仁 (著, 編集) ランドスケーププロダクツ; 1版 (2010/2/5) 昨夜、本著の出版記念パーティーがあったので行って ...
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