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コメント:2

    よいなこて芙美男's Gravatar よいなこて芙美男 15-04-15 (水) 17:36

    やーこれは、、、ここはいいですねー。
    オノケンさんが描いている「棲家」のイメージに、
    これまでで一番迫っているのではないでしょうか。
    ジャンプした感、あります!

    具体的にはやっぱり、
    オノケンさん自身が言及している
    「ズルズルとした奥行」がいい。
    環境との距離感を読み解いて、
    また中央部に凹部を抱え込むことで、
    プランに導入されたのであろう斜線が
    各室のつながりを複雑にしています。

    フローリングみたいな一部天井仕上げも、
    空間にまとまりを与えつつ少し崩すような、
    視覚効果に一役買っている気がします。

    隘路を散歩するようなシークエンス。
    たぶん住み手は暮らし始めて間もなく
    この家ならではの「身振り」を手に入れ、
    スムーズに住みこなすようになるでしょう。
    そしてオノケンさん自身も気づかなかった
    隙間の活かし方を考え、
    積極的に家と関わっていくでしょう。
    (暮らしが始まってないので想像ですけど)。

    それと、個人的には、
    外観がとても好みです(笑)
    やっぱり平屋部分があると、
    壁ではなく屋根が「語る」のがいいですね。
    手招いているような深い軒、一定でない出幅もいい。

    プランの迷宮性はそのまま
    つづら折りのような複雑な外壁面となって現れる。
    素材や色味の数をしぼっているからかな。
    「ためにする」あざとさは感じられず、
    増築を繰り返したたてもののように自然な複雑さ。

    成長した植栽の隙間からその一部が
    見え隠れすることで想像力を掻き立てられる。
    いい意味の「あいまいさが生む多様性」を
    獲得しているように思います。

    プランも外観も、
    凡庸ではないけど作家性の押し付けではない。
    突き放すわけではないけれど、
    かゆいところまで手を届かせるような
    自立を阻む教育ママ的なおせっかいさがない。

    「完成」や「全体」への独特のスタンスは、
    あくまでこれまでのオノケンさんの系譜上にありながら、
    現れ方の鮮やかさには
    確かなジャンプがあるように感じました。

    オノケン's Gravatar オノケン 15-04-15 (水) 22:55

    芙美男さんコメントありがとうございます。
    >確かなジャンプがあるように感じました。
    その要因を考えているのですが、一つはこの案件がもともと雑木林の街区をつくるプロジェクトのモデルプランとしてスタートしたものであり、基本的な構成が変わらずに進行したことにあるような気がします。
    要求されたある種特殊な条件から、それこそ環境との関係性をいかに濃密なものにするか、ということを純粋に考えながら形態を考えていったので建築を自立的な存在とする、というところでやりやすかったとことがあります。
    その後こだわりのあるオーナーさんとのやりとりの中で作家性のようなものがうまい具合に背後に退きつつ密度を上げられたのかもしれません。
    おそらくどちらのプロセスが抜け落ちても今のバランスには行き着かなかったかもしれません。
    そのある種特殊な今回の状況を今後どう踏襲できるかが課題かと思います。前半のプロセスは通常のファーストプレゼンまでのプロセスに置き換えられそうな気はします。そこは意識的でないと流されがちになるかもしれませんが。

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