立体性・廻遊性

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|  立体性

重力とどう向き合い、どう表現するかは建築においても重要なテーマとなる。、人間の知覚などの多くも重力によって支配されている。

それゆえ、縦の変化はより強く感じるように思うが、現在、「間取り」「坪単価」という言葉が強い力を持つように、平面的な思考が支配的で立体的な空間把握は忘れられがちになってるように思う。

しかし、立体的な工夫でイメージを拡げられることは多い。
チラリズムも役に立つ。

物理的にも概念的にも立体性をもたせることで奥行きが生まれイメージが拡がる。

平面的な構成の先にも大きな可能性を感じているのだが。

|  廻遊性

行き止まりはそこでイメージを分断してしまう事が多い(逆に存在感のある壁などで意識を受け止め想像力を引き出すということもあるが)。

そういった、イメージの分断を避け、開放するには廻遊性をもたせることは有効である。

建物の内部外部を問わず、ぐるっと廻れるようにすることで、イメージは急に途切れることなく緩やかに円環をつくる。

その円環からもれでるようにさまざまな場所に想像力を引き出す仕掛けを用意することで、イメージはさらに広がりや面白みを増すのである。

そうして拡がったイメージの中を自己は自由に飛び廻る。

|  選択の自由

今の世の中を行きていくには、多様性や自由と向き合うことは避けがたい。

それは複数の道を突きつけられるということだ。

複数の道があると言うことは選択できるということで、それは可能性であり、自由であり、責任である。

建物の中を歩き回るにしても、ルートなどのさまざまな選択ができることは自由なイメージの拡がりを生む。

そのようにして、さまざまな可能性を感じられる楽しげなものをつくってみたい。




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