B078 『住宅読本』

中村 好文
新潮社(2004/06/23)

またもや中村好文であるが、読みやすいのでつい。

1章から12章のタイトル
「風景」「ワンルーム」「居心地」「火」「遊び心」「台所&食卓」「子供」「手ざわり」「床の間」「家具」「住み継ぐ」「あかり」
それらは著者がとくに大切にしている事柄だろう。

あるポイントを押えて、それだけでいいと言えるかがどうかが良い住宅になるかどうかの分かれ目かもしれない。

著者がよく引用する『ボートの三人男』の中の簡素な暮らしを小舟に例える引用

がらくたは投げ捨ててしまえ。ただ必要なものだけを積み込んで-生活の舟を軽やかにしたまえ。簡素な家庭、素朴な楽しみ、一人か二人の心の友、愛する者と愛してくれる者、一匹の猫、一匹の犬、一本か二本の愛用のパイプ、必要なだけの衣料と食料、それに必要より少し多めの酒があればそれでよいのだ。

さて、僕にとってこれだけでいいと言えるものはなんだろうか。




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コメント:4

    m.m's Gravatar m.m 06-09-27 (水) 17:39

    TITLE: 本ギライ
    SECRET: 0
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    本ギライの私も、すいすい読める中村氏
    こちらも読みました。
    やわらかいですね、文章が。

    03r's Gravatar 03r 06-09-27 (水) 18:03

    TITLE: 質問
    SECRET: 0
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    やわらかいですよね。

    中村好文を読み出したのはもとはというとm.mさんの記事からだったりして。。

    少し質問。
    m.mさんにとってこれだけでいいといえるものをひとつ、一言で言うとなんでしょうか?

    いえ、聞いてみただけですから。(簡単に言えりゃぁ苦労しませんわね)

    m.m's Gravatar m.m 06-09-30 (土) 20:35

    TITLE:
    SECRET: 0
    PASS: 2f2a9345954c1a3dc13999c3e8d558f6
    あーできたー お騒がせしました。

    おいしいごはん!
    これに尽きるかなぁ[絵文字:i-179]
    ダメ?答えになってない?

    建築的に言うならば、おいしい食事ができる環境や
    雰囲気を作ることが憧れ。
    無駄なものは省きたい。

    でも現実的に、薄暗い室内は好まれないし、
    便利ちゃんがみんな好きだし、
    かくいう私もそういうとこあるし。

    自分の台所を持ってから(賃貸)特にそう思いますが、
    時間の許す限り、手で作りたいなー、と
    素材を活かして、手を掛けた料理はやっぱり うまいから[絵文字:i-237]

    それは建物づくりにも通じているんだなーとふと思いました。
    素材を扱うこと、ニセモノや添加物を無くすこと・・・
    メシを作るようになって、やっとわかった事です(遅すぎ?)

    だから、おいしい が一番かな[絵文字:i-179]

    03r's Gravatar 03r 06-09-30 (土) 21:30

    TITLE:
    SECRET: 0
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    ありがとうございます。
    あんまりややこしい質問で憤慨されたのかと思いましたわ[絵文字:i-278]

    >かくいう私も

    ってとこが難しいとこですよね。うん難しい。

    台所・・・最近引っ越されたそうでへんな詮索をしてしまいましたが・・・[絵文字:i-179]

    言われてみると料理と建築ってよく似てますねー。
    自分で手を掛けたの料理は何でそんなに美味しいんでしょうね。(本当にそんなに味が良いかどうかは疑わしい。僕の場合)
    やっぱり、そこに”生活”とか”時間”とかを感じるからでしょうか?
    やっぱ楽しくなるしね。

    あっ、これは、さっきの”便利ちゃん”問題にも関係がありそうです。
    便利は便利でよいけれども、そこにある”生活”を全部捨ててしまったらやっぱり味気ないですもんね。

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