評価シート

事務所でなんとなく読んだ日経アーキテクチュア (2008-3-10)に竹中工務店の作成した環境配慮設計(環境人間学)評価シートというのが掲載されていました。

CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)等の省エネ等環境に配慮しているかどうかを評価するシステムはこれまでもありましたが、これと併用するもうひとつの軸として、「自然を媒介とした情感の部分」を軸に評価するシステムを独自に作成したものです。エコとエモだそう。

転載は自粛しますが、このシートがまるまる掲載されていてなかなか良さそうです。

「知覚の素地」「触覚」「嗅覚」「聴覚」「味覚」「視覚」のそれぞれの項目に対して、「配置」「中間領域」「平断面」「素材」「ディテール」の各設計段階でどのような配慮を行ったかを具体例をもとにチェックしていくというものです。

例えば「触覚」の「中間領域」の具体例は「温湿感変化のある経路空間/湿とりしたピロティ・半地下空間/風を冷やす中庭の池・水盤/風を通す出窓の風穴/光風を取り込む屋上庭園/風邪の抜けるピロティ/その類」とあります。

僕もエクセル化して活用しようと思っていますが、学生の人なんかは参考になるのではないでしょうか。

ただ、このシートを使えば自動的にいいものが出来るというわけではなく一つのツールでしかありませんし、注意しないと大手らしい優等生的建物になりがちだと思われます。(雑誌なんかを見ていても、大手事務所はきれいにまとまりすぎてるのでだいたいすぐに分かります)

経済性のみで建築が決まることが往々にしてありますし、こういう「エモ」な側面は軽視されがちなので、こういうシートで具体的に評価をする習慣ができればある程度の成果は上がるかもしれません。弊害ももちろんあるでしょうが、役所なんかにこういうのが広まるのは価値観のカウンターとしていいんじゃないでしょうか。

ただ、もっと違う視点のものも欲しいということで、これまでブログなどで考えてきたことのまとめも兼ねて、第3の軸、自分なりのオリジナルシートをつくってみようかと思っています。

とりあえず、最初のバージョンが出来たらアップします。

|  追伸

とりあえず作りかけのヤツを置いときます。
竹中版は最初の方でとまってたみたい。
誰か補完してくれたらな~。




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